顔の脂肪を落とす方法とは?頬の肉を落として憧れの小顔に

2018.10.05

顔を摘まれてる女性

脂肪は体のあちこちにつくものであり、いくつになっても厄介な存在です。

この脂肪ですが、食事をはじめとする日々の生活習慣が原因でつくものですが、脂肪がつきやすい部分とそうでない部分があります。

脂肪はお腹周りや太もも、お尻、二の腕につきやすいですが、その他にも顔にもつきやすいのが特徴です。

顔に脂肪がつき、丸々とした輪郭になってしまうと、少しだらしない感じがしてしまいますし、顔のサイズも変わってきます。

そこで今回の記事では、顔の脂肪を落としやすくするための方法について紹介していきます。

顔に脂肪がつく原因

まず、顔にはどうして脂肪がついてしまうのでしょうか。

顔の脂肪については性別に関係なくついてしまうものですが、特に女性は顔に脂肪がつきやすいとされます。

その原因について探っていきたいと思います。

女性は皮下脂肪が多い

脂肪には皮下脂肪と内臓脂肪という2種類があります。

皮下脂肪とは、皮膚の下にある脂肪のことであり、お腹周りや二の腕といった部分のつまめるところが皮下脂肪になります。

一方、内臓脂肪とは、文字通り内臓に対してつく脂肪のことであり、蓄積するとお腹周りがポッコリと出た状態になります。

内臓脂肪がつきすぎてお腹が出た体型を洋ナシ体型といいますが、この状態のことをメタボリックシンドロームといいます。

健康診断でお腹周りを計測することがありますが、この際、基準となるサイズを超えるとメタボリックシンドロームと診断され、食事管理や運動をすることをすすめられます。

男性と女性では、つく脂肪の種類も変わってきます。

一般的には、女性には皮下脂肪がつきやすく、男性には内臓脂肪がつきやすくなっています。

これは、女性の場合、将来的な妊娠に備えて皮膚の下に胎児を守るために脂肪を蓄えるようになっているためです。

胎児を守るのであればお腹周りだけでもいいように思えますが、皮下脂肪は体全体につきやすい傾向にあるため、女性の場合は特に顔に脂肪がたまってしまうということです。

もちろん、男性も顔に脂肪がつくことはあります。

日々脂質の多い食事を摂ったり、運動の習慣がないとお腹や顔に脂肪がたまっていきます。

顔の脂肪については、特に目立つのは頬の脂肪になります。

頬に脂肪がたまることでほっぺたが垂れ下がり、ブルドッグのような顔になってしまいます。

また、顔の脂肪は頬だけでなく、目の周りにも溜まっていきます。

目の周りに脂肪がたまることで、腫れぼったい印象を与えてしまいます。

その他、顎の下の部分にも脂肪はたまりやすく、2重顎の原因になります。

代謝不良で脂肪がつくことも

お腹周り

女性の場合、顔に脂肪がつきやすいと解説しましたが、これは性別による特徴だけでなく、その他の要因も挙げられます。

それが代謝です。

代謝とは、簡単にいうと体の巡りのことであり、日常生活のなかでカロリーを消費したり、老廃物を体外に出しています。

この代謝が悪くなることで、顔をはじめとするあらゆる部位に脂肪がたまりやすくなります。

代謝が低下する原因として、まず加齢があります。

年齢を重ねるごとに代謝は低下し、老廃物の排出が鈍くなっていきます。

肌は常に代謝を繰り返しており、周期的に新しい肌へと生まれ変わっていきますが、代謝が悪くなることで老廃物がたまり、それがむくみや脂肪の蓄積につながります。

もう1つ、顔に脂肪がたまりやすい原因として、筋肉の低下があります。

筋肉といわれてもピンとこないと思いますが、人間の体は筋肉におおわれており、当然顔にも筋肉が存在します。

表情筋という言葉をお聞きになったことがある方は多いと思いますが、これは頬や口周りにある筋肉の総称であり、例えば頬筋、口輪筋、オトガイ筋などが挙げられます。

これらの筋肉は加齢により衰えていきます。

顔に限ったことではなく、全身の筋肉は代謝を司っており、筋肉の減少が代謝の低下を引き起こします。

顔の筋肉は加齢とともに減少していきます。

また、日本人は西洋人と比較して表情に乏しいとされます。

普段から喜びや怒りを表情にあらわすことが少ないとされますが、これが原因となって顔の筋肉がどんどん減っていってしまうということになります。

顔の脂肪は燃焼されにくい

脂肪は体全体につくものですが、運動や食事管理によって落とすことが出来ます。

しかし、脂肪が落ちていくのは順番があり、まずは手足の脂肪から落ちていき、顔の脂肪は最後に落ちていきます。

なので、顔の脂肪を落としたくてダイエットを開始しても、思うように落ちずに結局断念してしまうというケースがよく見られます。

顔の脂肪を落とす場合には、時間がかかるという認識をもって取り組むようにしましょう。

日常生活が原因となることも

ジャンクフード

日常生活の乱れが顔の脂肪をつける原因になることがあります。

まずは食生活。

脂質の多い食事を摂っていると、どんどん顔に脂肪はたまっていきます。

糖質(炭水化物)の摂りすぎも顔の脂肪をため込む原因になりますので、注意が必要です。

そして、運動不足も顔の脂肪がつく要因になります。

運動をしないとカロリー消費が鈍くなるほか、筋肉量が減少して代謝の低下を引き起こします。

日ごろの生活が原因となり、脂肪がたまりやすく、燃えにくい体質になってしまうということです。

その他、睡眠不足や睡眠の質の低下が原因で脂肪がたまることもあります。

睡眠中に成長ホルモンが分泌されますが、睡眠が浅いとうまく分泌されなくなります。

成長ホルモンは脂肪の代謝の役割も持ちますので、しっかりとした睡眠を確保できるようにしましょう。

寝る前のカフェイン摂取やスマホ・PCのいじりすぎは、睡眠の質を低下させますので、注意しましょう。

顔の脂肪を落とすための方法

上記では、顔の脂肪がたまる原因について解説してきました。

では、この顔の脂肪はどのようにして落としていけばいいのでしょうか。

以下では、脂肪を落とすための方法について解説していきます。

顔の筋肉を鍛える

顔に脂肪がたまる原因に、筋肉の減少があると解説しました。

そこで、まずは顔の筋肉を鍛えて代謝を上げていくという方法を紹介します。

筋肉とはいえ、ウエイトトレーニングのような激しい筋トレを行うのではなく、特別な器具を使用することなく鍛えることができる方法になります。

簡単にできるトレーニングですので、日々時間のある時に行うようにしましょう。

まず紹介するトレーニングは、頬の筋肉を鍛えるトレーニングになります。

頬の筋肉を鍛えるには、口を動かしながら鍛える必要があります。

まずは、スマイルマークのように、口の端の部分を上に上げるように動かす動作を行いましょう。

この際、しっかりと頬に力を入れた状態を作りましょう。

歯を食いしばる必要なないので、しっかりと頬に意識を集中して行うようにしましょう。

両方の口の端を挙げる動作でもいいですし、片方ずつ動かすのでもどちらでもOKです。

ポイントは、ゆっくりと口を動かすということです。

素早く行う必要はないので、口を上げる、元に戻す時の動作はゆっくり行ってください。

次に紹介するトレーニングは、口をおちょぼ口にした状態でキープする方法です。

「お」を発音する際の口の形にし、その状態をキープします。

この際、目を大きく見開くことでより頬の筋肉に刺激が入ります。

これらのトレーニングは、血行の良い状態で行うことをおすすめしますので、お風呂の中で行う、もしくは風呂上がりに行うといいでしょう。

その他のトレーニングとしては、口の中で舌を回すという方法でも、顔の筋肉を鍛えることが出来ます。

舌を前に出しすぎると歯に当たるので、舌を口の奥に引っ込めるようにして回転させるようにしましょう。

ガムを噛む

口のアップ

上記で紹介したトレーニングの他にも、簡単に顔の筋肉を鍛えることができる方法があります。

それが、ガムです。

ガムを噛むことで頬の筋肉に口の周りの筋肉を動かすことができます。

これにより、無意識のうちに顔の脂肪を撃退することができるというわけです。

ポイントとしては、左右の歯でしっかりとバランスよく噛むということです。

噛む方の歯が偏ってしまいますと、顔がゆがむ原因になったり、片方だけ脂肪が残ってしまうことになります。

2個ガムを用意し、1個ずつ噛むという方法でもいいでしょう。

時間に関しては最低でも10分は噛むようにしましょう。

また、ガムの種類については、キシリトール配合の歯の健康によいものを使用するようにしてください。

顔のマッサージを行う

顔の脂肪を落とすためには、筋肉を鍛えることが有効ですが、その他にも、顔の脂肪を直接刺激して撃退するという方法もあります。

以下では、顔の脂肪を落とすのに有効なマッサージについて紹介していきます。

ツボを刺激する

顔にはいくつかのツボがあり、このツボを刺激することで代謝を良くし、脂肪を燃やしやすくすることが出来ます。

まず刺激すべき顔のツボは、地倉という部分です。

これは、口の端の部分にあるツボで、ここを刺激することで口の周りに作用し、口角の上がった表情を作ることが出来ます。

もう1つ、おすすめのツボは狭斜(きょうしゃ)というツボになります。

このツボは、頬骨の下の当たりにあるツボで、ここを刺激することにより頬の脂肪を落とすことが出来ます。

マッサージの仕方については、指の腹を使って優しくマッサージするようにしましょう。

その他のマッサージ

ツボを刺激するほかにも、簡単に顔のマッサージを行う事ができます。

手のひらを使って、頬のラインをしたから上に持ち上げるようにしてマッサージすることで、頬のリフトアップに効果を発揮します。

スキンクリームを使用して行うことで滑りもよくなるので、風呂上がりのタイミングなどに行うようにしましょう。

食事・運動習慣

マッチョ

顔の脂肪を落とすには、食事に気を遣ったり、運動の習慣を付けることも大事です。

以下では、食事と運動のポイントについて解説していきます。

三大栄養素のバランスをとる

上記では、顔に脂肪がつく原因に、脂質や糖質の摂りすぎを挙げました。

糖質と脂質の摂取量が増えれば、顔以外にも脂肪がつきやすくなってしまいますので、注意が必要です。

タンパク質・糖質・脂質のことを三大栄養素といいますが、このバランスを考えた食事をとるようにしましょう。

理想的なバランスとしては、タンパク質の量を多くし、糖質と脂質の量が多くならないにすることを意識しましょう。

運動に関しては、どのような運動でもいいので、体を動かすということを意識しましょう。

運動にはジョギングなどの有酸素運動と、筋トレなどの無酸素運動があります。

有酸素運動は直接的に脂肪を燃焼させてくれる効果があり、無酸素運動は体全体の筋肉量を増やして代謝を上げてくれる効果があります。

両方の運動をバランスよく行うことで、より効率的に脂肪を燃焼させることが出来ます。

理想としては、筋トレなどの無酸素運動を行い、その後に有酸素運動を行う事で、より脂肪が燃えやすくなります。

エステを利用する

もう1つ、顔の脂肪を落とす方法として、エステに通うという方法があります。

エステというと料金が高く、敷居が高いイメージがありますが、プロのエステティシャンの施術を受けることにより、セルフケアでは実現できないような結果を最短で得ることが出来ます。

フェイシャル専門コースで

エステを利用する場合には、フェイシャルコースを利用しましょう。

フェイシャルコースでは、顔のシェイプアップを目的とした施術を行ってくれるので、無駄がありません。

自宅では用意できないような専用の器具を利用して施術を行ってくれますので、素早く脂肪を撃退することが出来ます。

最近では、男性専門のエステサロンも登場しており、男性もエステに通いやすい環境が整っています。

女性には女性の、男性には男性に特化したメニューがあるので、まずは無料のカウンセリングや体験コースに参加してみるなどして、検討してみてはいかがでしょうか。

まとめ

以上、顔の脂肪を落とすための方法について解説してきました。

顔の脂肪は簡単に蓄積される一方で、これを落とすに歯それなりの努力が必要です。

今回紹介した内容を参考にし、日々の生活習慣を見直しながら、脂肪のケアをしていきましょう。