筋トレは時間帯が大切!トレーニング効果を増加させる理由を解説!

2018.07.07

時計

筋トレには適切な時間帯があるのはご存知でしょうか?

毎日筋力トレーニングをしても、思うような効果が出ないという方は、もしかしたら筋トレを行っている時間帯が悪いのかも知れません。

筋トレには、適切な負荷はもちろん、トレーニングする時間帯、効果を出すための休養がとても大切です。

そこで今回のこの記事では、筋トレをより効果的にするおすすめの時間帯について詳しく解説していきます。

筋トレに適した時間帯とは?

女性ランニング
筋トレの効果を上げるには、自律神経の交感神経が優位になる時間帯がベストです。

交感神経が活発になることで筋トレのパフォーマンスも向上するので効率が良くなるからです。

この交感神経が活発になる時間帯は、1日の中で言うと16時~18時の時間帯です。

つまり、筋トレの効果を上げるには、夕方に筋トレをすると一番効果の期待が高まるのです。

しかし、みなさんがこの時間帯にトレーニングが出来るとは限りませんよね。

サラリーマンの方のように仕事で夕方に時間を取ることができない人、部活や塾で忙しい学生、夕方にアルバイトを入れてしまっている方など、男性・女性問わずに夕方は無理という方も多いと思います。

そんな悩みがある方には、10~11時、21時~22時の時間帯もおすすめです。

最適な時間帯ではありませんが、何も考えずにトレーニングをするより効果が期待できる時間帯です。

ただし、食後や起床直後がこの時間帯になるような方は、2時間程時間をずらした方が良いです。

筋トレにおすすめできない時間帯

ダメ
筋トレには、自律神経の交感神経と副交感神経の身体的な状態が大きく関係します。

その為、筋トレに適さない時間帯が4つあります。

  • 寝起き直後
  • 食後
  • 空腹時
  • 就寝前

なぜこの時間帯が筋トレに適さないのか?具体的に見ていきましょう。

寝起き直後

寝起きすぐの人間の体は、体温が低く、神経の伝達が遅い(鈍い)状態です。

睡眠中は、副交感神経が優位となり体がリラックスしている状態なので、身体の体温や血圧、呼吸、脈拍などの活動が穏やかになりこれらすべての機能が低下します。

起床直後は、この状態が維持されたままなので、血液中の水分量は少なく血液がドロドロの状態です。

そのままトレーニングをすると、心臓への負担が大きくなり、ケガのリスクも高まってしまいます。

また、起きた直後はエネルギーも不足しているので筋トレには向いてない時間帯なのです。

食後

食後は、食べた物を消化するために胃に血液が集まるので、その状態でトレーニングをすると胃に負担をかけてしまいます。

食べた後は、眠くなったり、イライラが治ったり、身体がリラックスした状態になるのにも副交感神経が関係しています。

そのため、食べ物を消化しているときにトレーニングをしてしまうと、体が無酸素状態となり、胃腸への血液循環が不十分になり、消化不良を起こす危険性や脳への血液量が減り酸欠になってしまう可能性もあります。

食後直後の筋トレは、筋肉に上手に血液を供給することができなくなるので効率を落としてしまうのです。

空腹時

空腹時の筋トレも体に負担をかけてしまうので避けた方が良いです。

筋肉は、負荷をかけて痛めつけ、回復するといったサイクルを繰り返すことでどんどん筋肉量が増していきます。

しかし、空腹時の筋トレは、負荷をかけるときにダメージが入り過ぎてしまい逆効果となってしまいます。

空腹時は体内に蓄えられたエネルギー量が少ないため、その状態で筋トレを行ってしまうと筋肉から無理やりエネルギーを捻出させてしまうので注意が必要です。

就寝前

寝る前に筋トレをおすすめしない理由は、筋トレをすることで心拍数が上がり、交感神経を活発化させて体が興奮状態となり寝つきが悪くなってしまうことにあります。

また、筋トレ後にプロテインを飲まれる方も多いと思いますが、寝る前にプロテインを飲むと胃での消化が間に合わず、睡眠を邪魔してしまうことも考えられます。

このようなことから、就寝前の筋トレも避けるようにした方が良いのです。

筋トレにはインターバルも大切

インターバル
筋トレのメカニズムは、トレーニング後の筋繊維破壊から超回復を繰り返すことで筋肉量を増加させていきます。

この超回復には、48時間から72時間かかるので、1日筋トレをしたら2~3日休ませると効果的です。

長期間筋トレをして体が慣れている方なら特に問題ありませんが、これから筋トレをはじめるという方は1度トレーニングをしたら2~3日間隔を開けてトレーニングをするようにしましょう。

筋トレの効果を最大限に高めるには、行う時間帯と、継続することがとても大切です。

これらをしっかりと守り、決めたルールを持続して続けることで自然と身体の変化が見られモチベーションも維持できるはずです。

まとめ

いかがでしたか?

今回は、筋トレをより効果的にするおすすめの時間帯について紹介してきました。

内容をまとめると、

  • 交感神経を活発にし、筋トレのパフォーマンスを向上させる
  • その最適な時間帯が16時~18時
  • 次に適した時間帯は10~11時、21時~22時
  • 寝起き直後、食後、空腹時、就寝前の筋トレは避ける
  • 筋トレにはインターバルも大切

これらがこの記事・このページのまとめになります。

理想の体を求めて筋トレを行うと思いますが、どうせ同じ内容で同じ時間トレーニングをするならより効果的な方が良いですよね。

筋トレの効率を上げるには、これらをしっかりと守り持続することが大切です。

是非参考にし、素晴らしい体を作り上げて下さい。