プロテインは国内製と海外製のどちらがいいか?それぞれの特徴について
2018.06.14
現在ではプロテインの多くの人に対して認知されるサプリメントとなっており、筋トレ人気やダイエット熱の高まりに伴い、その人気や注目度はさらに上がっていくでしょう。
また、ネットの普及で海外の筋肉系サプリメントをはじめとする商品も簡単に買える時代ですので、日本人でも海外製のプロテインを使用する人も増えてきました。
そこで今回の記事では、国内外のプロテインの特徴について紹介していきます。
海外のプロテインの特徴
まず海外のプロテインの特徴について紹介します。
海外のプロテインはネットでの購入が基本になりますが、非常に多くの種類が販売されており、品質の高いものも多くあります。
低価格・高品質
まず海外のプロテインは品質が高にもかかわらず品質が高いという特徴があります。
タンパク質含有量が豊富で、味も良いプロテインが多くあります。
特にアメリカはサプリメントのメッカであり、プロテインパウダー以外にもBCAAなどのアミノ酸やビタミンなども低価格で販売されています。
そして特にアメリカはホエイプロテインの原料となる牛乳が豊富に採れますので、原料価格の値段が安く提供することができるというわけです。
実際、日本のサプリメントメーカーのプロテインも、原料はアメリカやオーストラリア、ヨーロッパがメインです。
海外にしかないプロテインもある
日本では販売がなく、海外でしか手に入らないプロテインもあります。
プロテインの種類は基本的には牛乳を原料としたホエイプロテインや、大豆を原料とするソイプロテインがあります。
しかし、アメリカなどには牛肉を原料としたビーフプロテインというものもあり、日本にはないような特殊なプロテインもあります。
味も良いものが多い
また、海外のプロテインは味も良いものが多くあります。
海外、特にアメリカ人は味の濃いプロテインが好きですので、甘さの強いプロテインも多く、日本のプロテインには中々無いようなフレーバー(例えばクッキー&クリームなど)があります。
人によっては味が強すぎると感じる人もいると思いますが、女性でも気軽に飲める味のプロテインが多く販売されています。
日本のプロテインの特徴
一方、日本国内のプロテインの特徴について紹介します。
上記で紹介した海外のプロテインの特徴を見ると、日本のプロテインに勝てる要素はないように思えますが、日本のプロテインを飲むことのメリットはあるのでしょうか。
品質
まず国内のプロテインを摂取することの最大のメリットは、品質の良さでしょう。
日本のほぼすべてのサプリメントメーカーから販売されるプロテインは、海外の原料を使用していますが、製造は国内での製造です。
国内の工場で製造されたプロテインであれば、品質に対して安心感を持つことが出来ます。
国内の工場は品質の検査のハードルも高く、衛生面での基準が厳しいので、危険な物質が入ることはありません。
日本で製造されたものであれば、製造所固有記号というものが記載されており、ネットで製造場所を調べることも可能です。
海外の製品が危険ということではありませんが、英語表記でよくわからないということあるので、安心して摂取できるという意味では優れているといえます。
禁止物質の危険性の無さ
これについては前述の品質の内容に類似するものですが、ここでいう物質とは、人体や健康に影響をあたえる物質ではなく、ドーピング検査にひっかかる物質として理解してください。
海外、特にアメリカはボディビルの聖地で、多くのプロボディビルダーをサポートするメーカーもあります。
そして、プロのボディビルダーはステロイドを使用している選手がほとんどで、それ故に大会でのドーピング検査も基準はかなり低いです。
それが理由かはわかりませんが、普通に購入できる海外製のサプリメントにはしばしば日本で禁止されている物質が含まれていることもあります。
実際に日本の競技でも、ボディビルや自転車競技において、海外サプリメント会社の製品を使用して筋肉増強剤や興奮剤などのドーピングが検出されて検査に引っ掛かり、出場停止などの処分を受けている人もいます。
本人に悪気がなくても日本で禁止されているものを摂取するのはNGです。
日本の製品であればこうした心配はありません。
特に2020年の東京オリンピック・パラリンピックに向けてサプリメント会社もアンチドーピングに力を入れており、タンパク質含有量や飲みやすさに加えて、安全性でも競争が生じています。
情報が得やすい
また、日本のプロテインであれば、サプリメント会社は日本国内に事務所があるので、何か体に異常が生じた時や心配なことがあった時にもすぐに電話やメールで相談できます。
的確かつ迅速な情報や回答を得ることができるのは、食品に関して気を遣う人にもおすすめです。
まとめ
以上、国内外のプロテインの特徴、違いについて紹介してきました。
どちらのプロテインが優れているかは、個人の考え方や目的によって違いますが、海外のプロテインを摂取する場合には、自己で責任をとる必要があるということも忘れないでください。
まだまだ海外のサプリメントに日本は追い付けていないのが現状ですが、今後国内でも優れたサプリメントが販売される可能性もあります。
国内外ンプロテインを試し、それぞれの配合成分の違いを認識しながら、サプリメントの知識を高めていきましょう。