プロテインの飲み過ぎに注意!タンパク質の摂りすぎによる体への影響
2018.07.23
筋トレや何かしらの運動を行っているアスリートにとっては、プロテインは欠かすことのできないサプリメントになっており、特に筋トレをしている人にとっては飲んでない人はいないほど広く浸透しています。
そのプロテインですが、実際にどういったことに役に立ち、また体に問題を及ぼすことはあるのでしょうか。
そこで今回の記事では、プロテインについての基本的な情報は割愛させていただき、
プロテインが体に及ぼす影響について解説していきます。
プロテイン摂取の際の注意点
プロテインを摂取する上では、注意すべき点もあります。
以下で解説するポイントをしっかり押さえておきましょう。
プロテインに副作用はある?
プロテインを摂取することで健康を害するということはあるのでしょうか。
まず、プロテインは健康食品であり医薬品ではないことから、アレルギーを除いて、摂取しているだけで何か身体に害を及ぼすということは基本的にはありません。
しかし、注意しなければいけないポイントもあります。
よく、プロテインを飲んでお腹を下してしまう人がいます。
その原因は、ホエイプロテインに含まれる乳糖という成分が関係しています。
乳糖とは、ラクトースともいわれ、主に牛乳に存在する成分です。
よく牛乳などの乳製品を摂取してお腹を壊してしまう人がいますが、それはこの乳糖が原因となっています。
牛乳でお腹を壊してしまう人は乳糖不耐症と呼ばれる人であり、症状として乳糖をうまく体内で処理できずにお腹を壊してしまうということがあります。
プロテインは貴重なたんぱく源である一方、毎回お腹を壊してしまっていては困ったものです。
そこで、こうした乳糖に対する耐性が弱い方には、まずはWPIをおすすめします。
WPIは乳糖がほとんど含まれておらず、お腹を壊す原因を除去してくれています。
WPCと比較すると少し値段も張りますが、それでも余計な糖質や脂質も少なく、タンパク質の含有率も高いので、純粋なタンパク質を摂取する上ではこちらのWPIの摂取も考えるといいでしょう。
その他、ソイプロテインを摂取することでもお腹の調子を崩すことなく摂取することが出来ます。
その他でプロテインの摂取で注意することとしては、内臓に対する影響です。
プロテインを大量に摂取することで、肝臓や腎臓に負担がかかると言われています。
ですので、過剰な摂取は避けるか、毎日多くのタンパク質を摂取している人は、週に1回か2回は内臓を休ませる日を設けるなどして調整することをおすすめします。
腎臓に負担がかかることで、腎臓結石などの病気の原因にもなってしまい危険性を伴いますので、特に注意しましょう。
また、ホエイプロテインを摂取することでお腹を壊しやすくなるというデメリットもあります。
ホエイプロテインなどの動物性タンパク質は、摂取されることで腸内の環境を悪くする性質があり、悪玉菌のエサになってしまいます。
腸内で悪玉菌が増えるとその分お腹の調子が崩れてしまいますので、適宜乳酸菌や食物繊維をバランスよく摂取して日ごろからお腹の調子を整えるようにしましょう。
また悪玉菌は増殖するのはホエイプロテインなどの動物性のタンパク質を摂取した場合ですので、お腹の調子が気になる時にはソイプロテインなどの植物性プロテインで調整すると良いでしょう。
まとめ
以上、プロテインの効果や、体に対する影響について解説してきました。
プロテインはトレーニングを行う人にとっては欠かせない栄養素であり、上手に使用することで最大の効果を得ることが可能になります。
まずは日ごろの食事のメニューを意識しつつ、足りない部分をプロテインなどのサプリメントで補うという意識をもって生活していきましょう。
健康への影響も考慮しつつ、上手にプロテインを活用していきましょう。