プロテインが体型に与える良い影響と効果について
2018.05.24
筋トレをする人にとって人気のサプリメントであるプロテイン。
現在ではかなり多くの人にも認知されるようになってきましたが、まだまだプロテインに関する認識は完全にされていないように思います。
プロテインに関しては摂取方法や体への影響に関して多くの情報があり、何が正しい情報なのか混乱している人も多いでしょう。
そこで今回の記事は、プロテインの体に対する影響について考えていきたいと思います。
プロテインが体型に与える効果
プロテインは筋トレをする人だけでなく、ダイエットをする人にも利用されることがあります。
では、実際にプロテインはダイエットに効果的なのでしょうか。むしろプロテインを飲んで太るということはないのでしょうか。
プロテインで太る?
まず、プロテインの摂取で太ってしまうのかについて考えていきます。
「太る」とはどういうことでしょうか。体重が増えれば太ったということでしょうか。
この考えは少し乱暴だと思います。筋トレをして筋肉量が増え、引き締まった体型になっても、筋肉量で体重が増えれば「太った」ということになります。
ですので、太ったということは体脂肪率が上がったという認識を持つようにしましょう。
そして、体脂肪率はオーバーカロリーを繰り返すことによりアップします。
人間はベースカロリーというものがあり、基本的に除脂肪体重×40がベースカロリーとされます。
つまり、体重70Kgで体脂肪が20%の人の場合、除脂肪体重は56Kgとなりますので、56×40で、この人のベースカロリーは2240kcalとなります。
このベースカロリーよりも多くのカロリーを摂取すれば体脂肪率は増え、逆にこれを下回るカロリーを摂取すると体脂肪率は落ちていくというわけです。
ですので、プロテインで太るかどうかということに関しては、プロテインを含め、1日の食事から摂取した総カロリーを計算する必要があります。
また、カロリーは同じでも脂質が高くタンパク質がひくい食品、逆に脂質が少なくタンパク質が多い食品があります。
プロテインは脂質は少なく、タンパク質が多い健康食品ですので、プロテインを飲むだけで太るというのは中々難しいことだといえます。
プロテインで痩せることはできる?
次に、プロテインで痩せることができるかについて考えます。
ここでもまずは「痩せる」ことの定義について明確にしておきます。
単に体重が落ちるというだけでは痩せたとは言えず、やはり体脂肪率が落ちて初めて痩せたと考えるべきです。
というのも、無理に食事制限をして体重を落としても、筋肉量も相当落ちてしまい代謝の悪い体になってしまいます。
最悪なのは体脂肪率がそのままで筋肉量だけ落ちていくという状態です。
この状態により、どんどん脂肪を蓄えやすい(太りやすい)体質に変わっていき、体重は低いけどお腹が出ているといったような体型になってしまいます。
痩せることに対する認識を持ったうえで改めてプロテインで痩せることができるかというと、それは可能です。
トレーニングを行い筋肉を刺激し、プロテインを摂取することで筋肉量が増えればそれだけ脂肪を燃焼しやすい体質になりますので、体脂肪はどんどん落ちていきます。
体重は変わらないけど体脂肪は落ちていくというのが最も理想的な流れになりますので、是非この状態を作れるようにしていきましょう。
まとめ
以上、プロテインの体に与える影響について紹介してきました。
プロテインは正しい認識をもって摂取すれば、肉体改造にとても役立ちます。
筋肉を大きくしたい人、維持したい人はもちろん、体を絞りたい人にもおすすめでできるのがプロテインですので、男性女性に関係なく、賢く摂取して理想の肉体を手に入れましょう。